FutureStandard MAKERS

東京にある映像解析プラットフォーム「SCORER」の開発をしているスタートアップのブログです

有料アルゴリズムを利用して動画を解析してみよう

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前回はSCORER Cloudに動画をアップロードし、無料アルゴリズムで解析を行う方法を解説しました。今回は、SCORER Cloudで有料アルゴリズムを使用する方法を紹介します。この有料アルゴリズムを使用することで、無料アルゴリズムでは取得できなかった情報を動画から取得できるようになります。

1. SCORER Cloudにクレジットカード情報を登録する
左上をクリックするとサイドバーが表示されます。

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サイドバーの項目のうち「Credit Card」を選択します。

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するとカード情報入力画面に遷移しますので、カード番号を入力して「REGISTER CARD」をクリックします。

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以上でクレジットカード情報の登録は終了です。


2. 有料アルゴリズムで解析を行う
解析を行う動画がアップロードされているフォルダを選択してフォルダ画面に移動します。解析したい動画の左上をクリックして「Analyze」を選択します。

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アルゴリズムの下に「Requires payment method」と記載されていないことを確認して有料アルゴリズムを選択、「Create」をクリックします。すると、選択したアルゴリズムで解析が開始されます。

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※正常にカード情報が登録されていない場合、下記のように有料アルゴリズムの下に「Requires payment method」とメッセージが記載され、選択ができません。

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3. 有料アルゴリズムの紹介
主な有料アルゴリズムとしては「Openpose」と「Yolo3」があります。

Openposeは人の姿勢、骨格検知を行うことができます。動画では、エスカレーターに乗っている人々の骨格を表示しています。

www.youtube.com

Yolo3は、動画における物体の領域推定と分類を行います。動画では、人・スーツケースなどの物体の領域と分類を表示しています。

www.youtube.com

これらのアルゴリズムは、例えばエスカレーターから体を乗り出すなどの危険行動をしている人や刃物などの危険物を携帯している人を検知、警告を行う監視システムなどに利用することができます。

※その他アルゴリズムの詳細や料金ついては下記のページを参照してください。
SCORER Cloud Processing



4. 課金額の確認
サイドバーの項目のうち「Activities」をクリックすると、現在の課金額を確認することができます。請求額はフォルダ名・アルゴリズム毎に表示されます。

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以上で有料アルゴリズムについての説明は終了です。今回紹介した以外にも様々なアルゴリズムを取り揃えておりますので、ぜひ一度お試しください。